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蟻

境内案内

境内案内

神門しんもん

文化10年(1813)に建立された唐破風造の神門は、「精巧にして此の地方に稀なるもの」(『田辺町誌』)といわれています。

神門神門

御本殿ごほんでん

主祭神の蟻通大神さまがお鎮まりになっています。現在の御本殿の正確な建築年代は不明ですが、江戸時代のご造営と考えられています。
元文5年(1740)の棟札が残っています。春日造。

御本殿御本殿

拝殿はいでん

拝殿では、祭典やご祈祷を執り行います。入母屋造。昭和33年竣工。

拝殿拝殿

霊樟れいしょう

蟻通神社最大の御神木です。

霊樟霊樟

境内社八幡神社はちまんじんじゃ

御祭神

誉田別命[ほんだわけのみこと]
(応神天皇[おうじんてんのう])
帯中津日子命[たらしなかつひこのみこと]
(仲哀天皇[ちゅうあいてんのう])
息長帯姫命[おきながたらしひめのみこと]
(神功皇后[じんぐうこうごう])

江戸時代初期の元和8年(1622)、田辺領主の安藤氏は城の鬼門除けとして、山城国の石清水八幡宮から、湊村山崎の地に八幡神社を勧請しました。時代が下り、御一新を経た明治43年1月、八幡神社は湊総鎮守である蟻通神社の境内神社としてお遷りになりました。

境内社愛宕神社あたごじんじゃ

御祭神

火之迦具土命[ひのかぐつちのみこと]

元和7年(1621)、京都の愛宕山から湊村山崎の山上(現・JR紀伊田辺駅裏)に勧請されたのが、愛宕神社の創祀と伝わっています。維新直後の明治4年、当宮へ御遷座されました。

境内社八坂神社やさかじんじゃ

御祭神

須佐之男命[すさのおのみこと]

境内社住吉神社すみよしじんじゃ

御祭神

底筒男命[そこつつのおのみこと]
中筒男命[なかつつのおのみこと]
表筒男命[うわつつのおのみこと]

八坂神社は、天文18年(1549)に湊村志保古(現・神子浜2丁目西部)へ勧請され、明治36年に当宮へとお遷りになりました。また、八坂神社の境内神社であった住吉神社も、同時にお遷りされました。

境内社西宮大神宮にしのみやだいじんぐう

御祭神

蛭児神[ひるこのかみ]
大国主神[おおくにぬしのかみ]

蟻通神社の「えべっさん」・「だいこくさん」として親しまれる西宮大神宮では、毎年1月9日から11日に「十日えびす大祭」を執り行います。商売繁盛・家内安全の御利益をもとめて、遠方からも多くの人々がお参りされています。
>十日えびす大祭について

境内社弁財天宮べんざいてんぐう

御祭神

市杵島姫命[いちきしまひめのみこと]

安芸国宮島の厳島神社より当宮へ勧請された弁財天宮は、女性の守り神として崇敬されています。例祭の「弁天祭」では、
ご婦人方の参拝が後を絶ちません。
>弁天祭について

境内社楠木社くすのきしゃ

御祭神

地主神[じぬしのかみ]

当宮の御神木、「霊樟」をお祀りした境内社です。霊樟には雌雄の白蛇が住んでいて、よく宮の危難を救うと言い伝えられています。
>霊樟について

境内社天満宮てんまんぐう

御祭神

菅原道真公[すがわらのみちざねこう]

京都・北野天満宮から、学問の神として名高い菅原道真公が勧請されています。社殿前の「撫牛(なでうし)」には病気平癒や心願成就の御利益があるとされ、牛像の頭を撫でると賢くなる、あるいは自身の体の悪い部分と同じ部位を撫でると症状が治癒するといわれています。

境内社稲荷神社いなりじんじゃ

御祭神

宇迦之御魂神[うかのみたまのかみ]

商工業者の方々に「おいなりさん」と親しまれている境内社です。事業発展、五穀豊穣などの御利益があります。

神輿みこし

江戸時代初期の元和元年(1615)調製と伝わる神輿です。

神輿神輿

神馬しんめ -再起復活の馬-

平安朝の歌人、紀貫之公が馬に乗ったまま当宮の前を通りすぎようとしたとき、馬が神社前で動けなくなってしまいました。そこで、貫之公が蟻通しの神さまに和歌を献詠すると、馬は再び立ち上がることができたと伝わります。
このことから蟻通宮の神馬は、困難にむかって再び立ち上がり前進する力を授けてくださる「再起復活」の馬として信仰されています。

神馬神馬